ハーバリウムとは

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更新日:2018.2.16

ハーバリウムとは?

ご存知ですか?

巷で大人気! お洒落な女子から広がっています☆
花店や雑貨店またはsns等でご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でもあれは一体なんなのか。

「ハーバリウム」とは、本来「植物標本」という意味です。

植物標本は生の状態で保存できないため、多くは押し花で標本にされているようです。一部ホルマリン漬け等化学薬品で保存されている標本もあるとか。

流行中の「ハーバリウム」は標本のためのものではありません。観賞用として楽しむためのものです。

プリザーブドフラワーやドライフラワーを使用して、専用のオイル(ミネラルオイル)に浸すことにより、お手入れ不要でみずみずしい状態でお花を長く楽しむことができます。

かなりデザイン性が高く、光に当たると植物がキラキラと輝いてみえることから、sns映え(インスタ映え)する!と2017年GWあたりから急速に支持を集めているのだとか。

「とても癒される」

「ずっと見ていられる」

という女性も数多く、認知度も高まってきたことから女性に喜ばれるギフトとしての需要が増えています。

また瓶の中にドライフラワーやプリザーブドフラワーを入れオイルを注ぐだけ、という手軽さから、ワークショップでの体験や自宅でのハンドメイドなど作ることができるので、人気の花材(プリザーブドフラワーやドライフラワー)が品切れに!!なんてことも。

手軽に自分好みのハーバリウムを作成できますが、ハーバリウムは奥が深く、細い口からピンセットで花材を思うところへ配置することは一定の技術がいります。

ガラス瓶の中で植物を重ね合わせたり組み合わせて絶妙な配置をすることによって浮きすぎず沈まず、美しいデザインに仕上げるのは技術とセンスの見せどころとなっています。

*大抵の花材は浮きやすいです。うまく留めないとプカーっと瓶の上部に集まってくることも。きっちりと花材同士で支え合うようにする必要があります。

ハーバリウムの瓶

基本的には密閉できる容器であればハーバリウムを作成することができます。

一般的にハーバリウム用に使用されている瓶をご紹介します。

☆角柱瓶 (200ml・150ml・100ml)

☆円柱瓶 (200ml・150ml・100ml)

角柱と円柱のもの(特に200mlのロングサイズのもの)は一番ハーバリウムらしい瓶でしょう。

☆円すい瓶 (200ml)

☆角スキットル型(ウィスキー型)瓶 (200ml)

☆キュート球瓶 (300ml)

☆スタッキング型瓶(180ml)

☆スリム球(ドロップ)(しずく型)瓶 (200ml)

☆ネコ瓶 (100ml)

最近ではハーバリウム用として変わった形の瓶も多数出てきています。九谷焼の瓶とか出ていて驚きました。

瑞雨zuiuで使用している瓶は200ml角柱瓶の他に、200mlのジュース瓶とジャム瓶を使用しています。

どれも形がお気に入りで村川がこだわり抜いた瓶です。

使用できる花材

ハーバリウムに使用できる花材はドライフラワーかプリザーブドフラワーのみ。生花は使用できません。

水分を多く含む生花はオイルに浸しても腐ってカビが生えてしまいます。

☆ドライフラワー

生花を乾燥させて長期間楽しめるようにしたもの 自然な風合いが魅力 染色されたものもある

☆プリザーブドフラワー

生花を特殊な薬品につけ、脱色・着色して乾燥させたもの 保存状態が良ければ10年以上もつ 生花にない色合いが作れる

ナチュラルなドライフラワーも、色とりどりで美しいプリザーブドフラワーもどちらもとっても素敵です。

瑞雨zuiuではより自然に近く、植物のエネルギーを貰えるように無着色のナチュラルドライフラワーのみを使用しています。

使用するオイル

ネットなどでハーバリウム用として売られているオイルはいくつか種類があります。

☆流動パラフィン

安価で透明度が高い

種類がいくつかあり、消防法で危険物指定されている流動パラフィンも有り。危険物指定の処分は産業廃棄物扱いとなるので注意する

☆シリコンオイル

引火点が300度以上

粘度が高い

指定可燃物(食用油と同じ)

☆ミネラルオイル

高純度に精製された鉱物油

無色透明で無臭

指定可燃物(食用油と同じ)

です。

「ベビーオイルでハーバリウムを安価に自作」というような記事を見かけますが、あまり”持ち”は良くないでしょう。

自己使用目的であれば安価で手軽に制作できるので良いと思いますが、販売等となると化粧品のため医薬品医療機器等法に触れる恐れがあります。

瑞雨zuiuで使用しているミネラルオイルは、「浮游花オイル」を使用しています。

肌への刺激が少なく、引火点が262℃と燃えにくい安全なオイルです。また、ガラスに似た屈折率で、光に当たる植物から光が放たれたようにキラキラと輝きます。

複数のオイルを混ぜるのはやめましょう。混ぜることによって白濁してしまう恐れもありますし、何より引火点が変わり、分からなくなってしまうので危険です。

ハーバリウムを購入した際は注意書きによく目を通してくださいね。

長く楽しむ

生花に比べて長く楽しむことができますが、永遠のものではなく、半年〜一年ほどが鮮やかな状態を楽しめます。一年を過ぎると退色してくるものが出てきますが、アンティークな雰囲気が違った魅力を引き出します。

ドライフラワーは花本来の脂溶性の成分が溶け出してオイルに色がつくことがあります。(黄色や赤など)

プリザーブドフラワーでは種類によって着色料が溶け出すものもあります。

濃く色づいて花材が見えなくなるほどではありません。

1年経過したミモザのドライフラワーのハーバリウムを見ましたが、黄色の成分が少し溶け出して淡くオイルが色づいている感じでした。

色は紫外線に弱く、ハーバリウムを直射日光に当たるところに置いておくと早く褪色してしまいます。褪色し茶色くなったドライフラワーもアンティークな風合いで素敵なのですが、少しでも長く色鮮やかに楽しむためには、柔らかな光が当たる場所で楽しむことをお勧めします。

とはいえ日光に当たってキラキラ輝くハーバリウムが綺麗なんですけどね。

日光が当たらない場所でライトステージを使用するのもとても映えます。

人工物やテクノロジーの塊に囲まれて本来自然の中にいる人間は少なからずストレスを受けています。

加えて現代社会はストレス社会。

花を身近において、ホッと癒される空間をつくりませんか?

「お花で元気をお届けします」

ナチュラルハーバリウムのお店

瑞雨zuiu 村川令子

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ハーバリウムを作ってみたいという人のために細かーーーく作り方、コツを書きました↓

詳しすぎるハーバリウムの作り方